川越水上公園との出会いと魅力
私たち夫婦は、2024年6月からボストンテリアの男の子を家族としてお迎えしました。ボストンテリアなのでボスくんと呼ばせていただきますね。そのボスくん、とっても体力があり、私達の家の近所のお散歩だけでは物足りないくらいの体力オバケなんですよね。ドックランもいいのですが、毎週だと家計の打撃になってしまう。無料でみんなで楽しめてのんびりできる場所を求めていたときにふと興味を引いたのが、車で2~30分の距離にある“川越水上公園”です。

私は自然の中でのんびりと過ごすことが好きなのですが、川越水上公園も大好きな場所の一つになりました。
まず、背の高い木々が心地の良い木陰を作ってくれていました。そして春には満開の薄桃色の絨毯が出来上がるであろう桜の木が並ぶ道。ゆったりとした時間の流れを感じることのできるボート池。もう日常の煩わしさから解き放たれたような開放感を感じることができました。
川越水上公園では、ランニングをしている人もいました。しかも地面にはランニングする人のために3つもコースの見本があり、初心者でも楽しめそうな予感が満載でした。1つは、590mのボート池を一周するミズドリコース。2つ目は、プール施設を一周する1,330mのサクラコース。そして3つ目は、公園全体を一周する2,750mのイチョウコース。私は夫とまずはサクラコースから走ってみることにしました。
初期費用について~型から入る?それとも型から入らない?~
夫は型から入るタイプの人らしく、ランニングシューズやウェア、貴重品やドリンクをいれるためのランニング用のリュックなどを揃えたいと言い出しました。ランニングに最適な場所を見つけた私達ですが、運動するための最低限の靴と運動着しかなかったのです。
確かに、ランニング用のアイテムを揃え、それを身に着けたら気分も上がるかもしれません。ただ、完璧主義で三日坊主になりがちな私は、続かなかったときのことも考慮しなければなりません。
まずは初期費用を抑えて始めたい!と、夫の提案を押し切ってだっさださの格好で走り出しました。だってたくさんのランニングアイテムを横目にああ、だめだったな。続かなかったな。こんなにお金をかけたのに。なんて思いはしたくないですもの。
初めてのペアランニングを終えて
2025年3月1日土曜日朝7時。初めてのペアランニングを実行しました。土曜日にぐうたらと寝るのではなく、6時に起きてランニングの準備をしました。
いやー、なんか行動力のある方々の仲間入りができたような気持ちでした。前日の自分との約束を守り、日焼け対策も万全に車に乗り込み、川越水上公園へ初めてのペアランニングにドキドキとワクワクの気持ちと一緒に向かいました。
到着後、軽く準備運動をし、私の携帯に入ったランニングアプリを起動し、ランニングスタート。右手に携帯、左手に車の鍵を持ちながらのランニングスタートです。
初めてなのでやっぱりやる気に満ちていたんでしょうね。サクラコースを3周もしてしまいました。嘘です。私は1周でバテました。一応1周は走り切りました。
おそらくその時の結果は、距離:1.33km、平均ペース:8‘50くらいだったと思います。なぜ、曖昧なのかというと、一周目のゴールで私は鉛のように重い足と、胸が締め付けられるような脇腹の痛みと息切れに耐えられず、バトンのように携帯を夫に渡し、歩いたため記録が夫のものとなっているからです。
いやー、3周もする夫に尊敬の眼差しでした。その時の記録は、距離:5.39km、時間:40:00、平均ペース:7‘25。すごいな。
私は夫にバトンを渡したあとは、のんびりと森林浴を楽しんでいました。走ること自体はきつかったのですが、自分との約束を守れたことへの誇らしさと達成感。ぼーっと何も考えずに感じられるほどよい疲労感。そして木々の香りや鳥のさえずりといった緑を感じられる環境の心地よさ。生きていてよかったと心から感じられました。
週1~2回でいいからやろうね。夫とこの最高の気分を共有しながら約束しました。
今回の記事のまとめです。
- 川越水上公園の魅力: 自然に囲まれた川越水上公園は、木陰や桜並木、ボート池などの美しい風景とともに、ランニングをしたり、ゆったりくつろぐことのできる場所として夫婦の お気に入りになっています。
- ランニング用品の選択と工夫: 継続できるか不安なため、最小限の装備で気軽に始めることにしました。コストを抑えることも重要なポイントです。
次回、継続のコツをお伝えしますね。