メンタルが弱いと自分を責めてしまうことがある。
うまくいかない時や調子が良くない時、「自分はメンタルが弱いからだ」とどこかで思ってしまう。

私は以前、適応障害と軽度のうつ病でしばらく仕事を休んでいたことがある。
復職してからも、調子がいい日もあれば、あまり良くない日もあった。
必要以上に周りに気を遣って疲れてしまったり、被害者意識や後ろめたさを感じてしまったり。
心や体調の浮き沈みの日々。
その度に、
“私は心が弱いから精神を病んだんだ”
“休職は逃げだ”
“役立たずで何もできない私は生きている価値や意味がない”
そんなふうに私を否定して責めていた。
面と向かって誰かに言われたわけではないのに、勝手に自分はダメだと思い込んで、休職してしまったことを後悔して苦しくなっていた。
そんなとき、1冊の漫画に出会った。
『Shrink~精神科医ヨワイ』
柔らかな雰囲気の絵や、ゆったりとした言葉で、そっと心の苦しみに寄り添ってくれるような物語だった。
心に残った言葉がある。
“パニック障害は心が弱いからなる病気ではありませんよ 脳の誤作動です”
“心身が疲れすぎたという危険信号を受け取った脳が暴走しているだけです 「もう十分頑張ったから休んでね」って脳が教えてくれているんです”
(Shrink~精神科医ヨワイ~1巻より)
心が弱さではなく、
ただ、少し無理をしていたり、
気づかないうちに疲れていたり、
そういうものが重なって、いつのまにか許容範囲を超えてしまっていて、
体や心が教えてくれているだけなのかもしれない。
頭ではそれとなく理解しているつもりでも、気持ちはなかなか追いつかない。
今でも調子が悪い時には、「心の弱い」自分を責めてしまうことはある。
完全にはできなくても、
少しずつでいいのかもしれない。
前より少しだけ、
あのとき休んだことは、今の自分にとって必要なことだったのかもしれないと、
ほんの少しだけ、思えている。
